大豆レシチン食品というのは、(財)日本健康・栄養食品協会（JHNFA）が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の1つです。

具体的には、大豆から分離し食用に適するようにした混合脂質で、リン脂質を50％以上含有し大豆由来以外の成分を含有しない食品のことをいいます。

ただし、リン脂質中のホスファチジルコリン含量は、10％以上とされています。

デルマタン硫酸というのは、皮膚や血管などに多い、ムコ多糖の一種で、コラーゲンをたばねて肌などの弾力を保つ働きをしています。

このデルマタン硫酸は、細胞の新陳代謝（ターンオーバー）や、保水力を高める作用もあるとされていることから、美肌につながるサプリメント成分としても人気が高いです。

タウリンというのは、魚肉や貝類に多く含まれているアミノ酸で、これはイオウを含むアミノ酸である含硫アミノ酸の1つとされているものです。

また、タウリンは、人体では筋肉や脾臓、脳、骨髄などに多く存在しています。

タウリンは、心筋の代謝を改善したり、肝細胞の賦活と胆汁酸分泌作用促進の両面から、肝機能を改善する医薬品として利用されています。

また、コレステロールや貧血、肥満に対する効果も注目されています。

なお、医薬品としての用量は、1日1g×3回とされています。

□鯉抽出物食品