マグネシウムとはどのようなものですか?
マグネシウムというのは、300以上もの代謝酵素が働くのに必要な必須ミネラルのことで、骨を形成するミネラルの1つでもあります。
また、マグネシウムは、高めの血糖、中性脂肪、血圧を下げる作用を持つとともに、筋肉の収縮を抑え、脳梗塞や心臓病、こむら返りも防ぎます。
なお、マグネシウムは、ストレスにさらされると尿から排せつされます。
マグネシウムが含まれているものは?
マグネシウムは、食品では、にがり、ナッツ類、きな粉、ヒジキなどに多く含まれています。
また、サプリメントの場合は、カルシウムとマグネシウムを1:1〜2:1の割合でとるとよいとされています。
マグネシウムの摂取量は?
1日当たりの摂取目安量に、マグネシウムが80〜300r含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められています。
また、日本人成人の1日当たりの栄養所要量は、男性が280〜320r、女性が240〜260rで、妊婦は35rを追加します。
なお、許容上限摂取量は、50歳以上が650rで、それ以外は700rとされています。 |