Ｌ体は、たんぱく質を構成するアミノ酸の1つで、体内で合成できるものの、合成速度が遅いので必須アミノ酸に分類されるようになってきました。

特に幼児では、成長に必須です。

なお、ヒスチジンは、交感神経を刺激するヒスタミンの原料になります。

ヒスチジンは、虚血性脳障害の予防や透析による貧血の治療効果などが報告されています。

なお、最近は摂食を抑制する作用が報告され、ヒトで検証が進んでいます。

ビタミンＡというのは、視力を維持し、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンで、天然には、レチノール（ビタミンＡ1ともいいます）などがあります。また、食品ではレバーやウナギに多く含まれています。

ちなみに、ビタミンＡが不足すると、夜間視力の低下、乾燥肌、口内炎などが起きやすいとされています。

1日当たりの摂取目安量にビタミンＡが180〜600μgRE（600〜2000IU）含まれている食品には「保健機能食品」（栄養機能食品）の表示が認められています。

また、日本人成人の1日当たりの栄養所要量は、男性が600μgRE（2000IU）、女性が540μgRE（1800IU）で、妊婦は60μgRE（200IU）、授乳婦は300μgRE（1000IU）を追加します。

なお、成人の許容上限摂取量は、1500μgRE（5000IU）とされています。

※IUは国際単位、REはレチノール当量の略です。

□テアニン