EPAの検証データ
EPAの高脂血症に対する効果は、DHAも含めたn-3脂肪酸の作用として検証されてきました。
これまでの研究報告によりますと、1日あたり4g以下のEPAとDHAを摂取する場合には、LDL(悪玉)コレステロール値を5〜10%程度低下させ、中性脂肪値も25〜30%程度引き下げる効果があるそうです。
臨床試験での効果について
ある臨床試験では、EPA600rとDHA260rを高脂血症傾向のある被験者に12週間投与したところ、中性脂肪値の低下が認められたということです。
また、糖尿病患者を対象にした臨床試験では、1日あたり1800rのEPA投与によって、総頸動脈の肥厚が改善したといいます。
さらに、神戸大学からの研究報告では、本態性高血圧患者17名を対象に、1日あたり2700rのEPAを8週間投与したところ、収縮期血圧の低下が認められたそうです。 |